出版・掲載論文

フォトブック


ハンセン病者が生きた 瀬戸内海の離島 大島。「大島の美しさと祈り」をコンセプトに、大島で生きた在野の哲学者  脇林清さんの過酷な半生と、脇林さんが映した 大島の豊かな自然、自然と対話する中で紡ぎだされた命の言葉を収録しました。



ライフレビュ―ブック

17名のハンセン病回復者のライフレビュー(生まれてから80歳代に至るまでの半生の語り)を収録しています。小学生でも読めるように、語り部の口調を残しています。



ライフレビュ―ブック(英文翻訳)

和書『大島青松園で生きたハンセン病回復者の人生の語り, 風間書房 』に、3名のライフレビューを追加し、翻訳出版しています

直接出版社に注文いただくか、あるは、ハンセン病倫理研究会でも取り次いでおります。



障害が重いのはなぜ?

わが国のハンセン病者の障害が重いのはなぜか、また、特効薬のない時代に、難治性の外傷にどのように対処していたのかについて、ハンセン病回復者の語りから分析しています。



孤立無援の貧しさの中をどのように生き抜いてきたの?

国からの支援の乏しい中で貧困の中をどのように乗り越えたのか、ハンセン病回復者の語りから分析したものです。自治会の重要性がよく分かります。



医療倫理の4原則に基づいた時、何が問題だったのか?

医療倫理の4原則に基づいて、ハンセン病者への処遇の何が倫理的に問題であったのかを分析しています。



終生隔離がもたらした苦悩の本質とは?

あるハンセン病回復者の語りを元に、ハンセン病と診断され療養所に終生隔離されることの苦悩の本質は何であったのか、スピリチュアルペイン(実存的苦悩)について分析しています。加えて、その実存的苦悩からどのように回復を遂げたのかについても記載しています



多彩な障害と住環境の関係は?

知覚障害・神経痛・四肢の欠損・視力喪失など、多彩な後遺症と共に生きる上で、住環境がいかに重要かを分析しています。特に、全盲で、かつ、知覚障害で触っても分からないハンセン病回復者が、どのように日常生活を成り立たせているのかについても、記載しています。



どうして生き生きと生きる高齢者が存在するの?

あれほどの苦難の半生を送りながらも、80歳を越えて、なぜ生き生きと生きていけるのか。生き生きと生活されているハンセン病回復者を厳選して、その心理構造を明らかにしています。



ハンセン病と人間の尊厳

ハンセン病倫理研究会では最新の活動内容やハンセン病の啓蒙をオンラインジャーナルとして発刊しています。