ハンセン病者が生きた 瀬戸内海の離島 大島。「大島の美しさと祈り」をコンセプトに、大島で生きた在野の哲学者 脇林清さんの過酷な半生と、脇林さんが映した 大島の豊かな自然、自然と対話する中で紡ぎだされた命の言葉を収録しました。
和書『大島青松園で生きたハンセン病回復者の人生の語り, 風間書房 』に、3名のライフレビューを追加し、翻訳出版しています。
直接出版社に注文いただくか、あるは、ハンセン病倫理研究会でも取り次いでおります。
あるハンセン病回復者の語りを元に、ハンセン病と診断され療養所に終生隔離されることの苦悩の本質は何であったのか、スピリチュアルペイン(実存的苦悩)について分析しています。加えて、その実存的苦悩からどのように回復を遂げたのかについても記載しています
知覚障害・神経痛・四肢の欠損・視力喪失など、多彩な後遺症と共に生きる上で、住環境がいかに重要かを分析しています。特に、全盲で、かつ、知覚障害で触っても分からないハンセン病回復者が、どのように日常生活を成り立たせているのかについても、記載しています。